7月23日(金)  ワシントンDC 晴れ

 

 グレイハウンドの夜行バスで疲れていたせいか、8:30am頃起床。まっ、このホテルなら歩いてどこへでも行けるからいいけど。しかし、外の工事の音がうるさい。マクドナルドで朝食をとって、航空宇宙博物館に向かった。途中、FBIのビルでは見学ツアーの長蛇の列ができていた。2時間待ちらしい。今日も暑いので木陰で休みながら歩いた。

 航空宇宙博物館に入ると、いきなりお目当てのアポロ11号の指令船の展示があった。思ったよりも小さい。あの中に3人も乗って地球に戻ってきたとは...。近くにはマーキュリー計画ジェミニ計画の帰還用のカプセルも展示してあった。マーキュリー計画の宇宙服は銀色でかっこいい。月の石も展示してあって、実際に触って見れた

 奥に進むと、月着陸船があった。こっちはさすがに大きい。こんなアルミホイルで巻いた様な機体でよく月までいけたなあ、などど感心してしまった。アポロ11号の指令船のコックピットもよく見るとかなりのローテクだ。30年前にはこれが最先端の技術だったに違いない。これで月に行ってしまうとは、やっぱりアメリカはすごい。近くにはスカイラブも展示してあった。かなりでかい。吹き抜けを突き抜けて2階の天井に達している。中に実際に入ってみることができるのだが、かなり人が並んでいたので止めておいた。

 その後、航空機のしくみや歴史の展示がしてあったが、適当に流して見た。ただ、F-18戦闘機のコックピットの展示はゲームの様で面白かったので一番前で見ていた。2階の半分は何かのコンベンションがあったらしく入場することができなかった。ここもゆっくり見ていたら一日では足りないな、きっと。 

 次に、自然史博物館に行った。ここも広い。まるで迷路のようだ。なぜかアイヌ展をやっている。恐竜や生物の歴史、インディアンなどのネイティブの人種の展示があった。2階はエジプトを中心とした西洋文明の展示と鉱物の展示だった。昼食はここの地下でスパゲティを食べた。

 自然史博物館で疲れたので、一旦ホテルに戻った。ホテルが近いから便利だ。少し休んだ後、ホワイトハウスを見に行った。見学ツアーの時間は過ぎていたので外から眺めた。すると、日本人らしきオヤジが近づいて来て、英語で「写真を撮ってくれ。」と言って、これまた英語で一眼レフの使い方を説明した。写真を撮ってあげて、代わりに俺のも撮ってもらった。その間のやり取りは全て英語だったが、どう見てもあのオヤジは日本人だ。英語も日本人英語だった。日本人どうしで英語で話していたとは笑ってしまった。

 帰りにSUBWAYでサンドイッチを買って部屋で食べた。泣いても笑っても、実質的なアメリカ旅行は後一日しかない。


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