7月14日(水)  ラスベガス 晴れ 

 

  Aさんを見送る為と明日の俺の行動を確認する為、7:30起床。彼女は帰国するのに8:30のシャトルバンに乗らなければならない。しかし、彼女の目覚まし時計は最後の日に8:15を指したまま止まってしまっていた。急いでピックアップ場所まで行った。彼女のバッグをいっしょに持ってあげたが、かなりの重量だ。女の子ひとりでよくこんなに重い荷物を持って旅してきたものだ。シャトルバンはなかなか来ない。Aさんが何度か確認の為ホテルの中に聞きに行っているとしばらくしてバンがやって来た。ラスベガスでは助けられたことと楽しく過ごせたことなんかを話した。そして最後の握手を交わすとAさんはシャトルバンの中に消えて行った。日本へと。旅はこういう出会いがあって楽しい。

 その後、俺はすることも無かったので、CATバスに乗ってダウンタウンへ向かった。フィルモアストリートで降りた。ここは昔からあるいかがわしいカジノといった雰囲気だ。昔のラスベガスって言うイメージ。観光客もいかにもカジノに来ましたって感じのゴツイおっさんが多い。昼間っから紙袋に隠した酒を飲みながらヘッドフォンをして歌っているニイチャンなんかもいる。ホームレスにはまたもや足りない小銭で両替を頼まれる。暑かったし、つまらないんでバスでストリップ大通りに戻ることにした。しかし、帰りのバス停が見つからない。来た時の道は一方通行なので帰りのバスは来ない。カジノ地帯の周りを2,3周してやっと見つけた。ポストらしき物もあったので昨日グランドキャニオンで買った絵葉書を日本に送った。でも、あれって本当にポストなのか?しかし、こんな場所、普通だったら絶対に分らんぞ!黒人の少年もなんでこんな所に日本人がいるの、って感じで見てるし。

 途中でバスを降りようと思ったが、かったるくなってきたのでそのままホテルの部屋に戻った。そして、メンフィスの下調べをした。

 その後、ホテルのカジノで昨夜のスロットマシーンをやってみた。初っぱなから50枚出た。結局、50枚が計3回でたところで止めておいた。夕飯代が浮いた。現金が少なくなって来たのでトラベラーズチェックを現金化して見ようと思った。初めてだったのでここでできるのか不安だったが、問題なし。


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