7月13日(火)  グランドキャニオン 晴れ  ラスベガス 曇り後雷雨

 

 朝4時半起床。グランドキャニオンの日の出を見る為に出かけた。ブライトエンジェルポイントを目ざして親子連れの後について急いで歩いていたが、気づいたら逆方向へ歩いていた。少しずつ空が明るくなっていく。Aさんが異様に元気でトレイルをどんどん登って行く。しまいには走り出してしまった。俺は朝は体が動かないのでちょっとキツイ。それに高所恐怖症だから途中で道が崖ギリギリになると恐くなって足がすくんでしまう。落ちたら1000m下の谷底だ。もうすぐ日の出もちかい。適当な場所を見つけて岩の上に座り日の出を待った。しかし、太陽は現れなかった。曇っていたので、遠くの平原の上の空が赤く染まっているだけだった。その後、ロッジに戻りながら鉄道の駅で写真を撮ったり、ブライトエンジェルトレイルを下ったりした。

 時間が迫っていたので急いでロッジをチェックアウト。8:30amに迎えのバスがやって来る。集合場所まで行ったが昨日の夫婦しかいなかった。地図を取り出して確認すると場所を間違っていた。なんとかギリギリでバスに乗れた。バスの中では寝不足だったので少し寝た。グランドキャニオン空港に着いてみると空が晴れてきた。もう1日ずれていれば良かったのにと思った。飛行機を待つ間、昨日の日本人夫婦と飛行機の中で吐いていた女の子二人組と話していた。この女の子達はアメリカ自然ツアーで来ているらしくヨセミテにも行って来たらしい。しかし、日本のツアーはあまり面白そうではないような気がした。この子達も俺達を新婚旅行だと思っていたらしく、また説明するハメになった。話を聞くと、日本人夫婦も二人組もラスベガスではサンレモホテルに泊まっているらしかった。外れの方にあるホテルだ。やっぱり個人旅行の方がいい。ツアーじゃその時の気分で泊まる所も選べないもんな。

 帰りの飛行機から見る景色はきれいだった。晴れているからグランドキャニオンの谷底フ−バーダムもよく見える。今日のホテルは決まっていないので再びエクスキャリバーまで送迎バスで送ってもらった。ここは料金も安いし探すのも面倒臭いんでそれでよかった。バスの天井が昨日のまま穴が空いているのにはまた笑ってしまった。

 しかし、チェックインカウンターには長い列ができていた。団体が多い。$59でまた泊まれると期待していたが、今日は$79だった。平日でも曜日によって料金が変わるらしい。Aさんがディスカウントを頼んだが無駄だった。彼女は明日帰国するが俺はもう1泊しなければならなかったのでシングルルームを用意してもらおうとしたがダメ。同じ部屋に2泊することになった。昼食はそこのバッフェ。Aさんは相変わらず甘い物しか食べない。

 ラスベガスは夜、と言うことで部屋に帰って少し休んで街に出た。Aさんお気に入りのBllagioホテルの噴水ショーを2回見た。今日は空いているので一番前で見れた。夕暮れの空高く音楽に合わせて上がる噴水はとてもきれいだ。ロマンチックでさえある。毎回違う内容みたいだ。

 Bally'sでスロットマシーンをやってみたが調子が悪かった。やっぱり自分の泊まっているホテルでやろう、と言うことになりエクスキャリバーに戻った。角の所にあるスロットマシーンにピンと来るものがあったのでその台に賭けてみた。WILDマークがオールマイティになる機械だ。案の定、50枚の当りがけっこう来る。側で見ていたAさんも興奮していた。なんとなくビールが飲みたくなったのでウエイトレスに頼もうとしたが、料金を払うのか、チップだけで飲めるのか分らなくて悩んでしまった。Aさんはそれを確認しに行ったままなのか帰って来ない。そうこうしている内にウエイトレスがつかまったので頼んでみた。だいぶ待たされてバドワイザーが運ばれて来たがチップだけで大丈夫だった。いつまでたっても戻って来ないAさんを探す為スロットマシーンを中断。カジノの中を3周したが広すぎるし、酔いも回ってきて見つけられなかった。部屋に戻ってみたけどまだ帰ってきていない。しょうがないんで、また同じ機械に金を注ぎ込んでいたら全部スッてしまった


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