アメリカひとり旅日記2

5月8日(月)  アトランタ 晴れ

 バスは6時間遅れで12:00pmアトランタのディーポに到着。昨夜はモービルニューオリンズ10:45pm発のバスに乗り換えさせられたのだ。当初の予定通り初めからそのバスに乗っていればよかったかも?けっきょく18時間もバスに乗っていたことになる。ディーポのすぐ側にある地下鉄MARTAの駅からNORTH AVENUE(N3)駅まで行った。ユースホステルを探す為に。アトランタの交通機関は便利だ。地下鉄とバスでどこへでも行ける。

 ユースには道に迷いながらもなんとかたどり着けた。ここも郊外のミッドタウンにありB&Bと兼用らしい。受付は5:00pmからだったが、ブザーを鳴らし続けると宿泊客であろう黒人青年がドアを開けてくれた。荷物を中に置かせてもらうことができたので、再び地下鉄に乗ってファイブポインツ駅へ。ここで1週間地下鉄とバスに乗り放題ウイークリーカード$12で買った。

 5081.jpgユースの受付までにはまだ時間があったのでダウンタウンの見どころのひとつ「THE WORLD OF COCA−COLA」に行ってみた。創業当時からの資料やら広告媒体などの展示があった。もちろんCOKEや世界のコカコーラカンパニーの飲み物はタダで飲める。でも、日本代表が「ベジータベータ」とはいただけない。いまじゃコンビニでも見かけないのに・・。

 5時になったのでチェックインをしに地下鉄で再びユースに戻った。チェックインの時にもう一人日本人がいたので声をかけてみたら同じ部屋だった。彼とは中庭でタバコを吸いながらお互いの今までの旅の事をかなり話し込んだ。久野君と言う名前で、東部を中心に旅をして来たとのことだった。これから先は2ケ月かけてアメリカ中をまわるらしい。意気投合したところで2人でコインランドリーに行った。乾燥器は前の人が使い残したらしくタダで使えてラッキーだった。

 夕食はお金を出し合って自炊することにした。洗濯が終る頃には9:00pmだったがユースで教えてもらったスーパーまで買い出しに。この辺りは住宅地になっていて道がかなり暗い。しかし、アメリカに慣れてしまっていて恐怖感が麻痺してしまったらしい。スーパーまでかなりの距離があった。30分ぐらい歩いてようやく着いた。時間が時間だったので開いているか心配だったが、大丈夫だった。ステーキ用の肉、リンゴ、巨大なペットボトル、ホットドッグ用のパンとソーセージなどを買い込んで帰った。今夜はステーキだ。

 ここのユースは管理が甘く、10:30pm頃にキッチンを使ってもO.K。消灯時間もなく、みんな夜遅くまで起きている。俺もその方が気を使わなくていいから楽でいい。同室には久野君がワシントンDCでいっしょだった大川さんと言う日本人もいて、ユースの玄関の外で深夜まで話をした。さらに同室にはコソボ共和国から来てユースに住み着いてここで働いているニックもいた。彼は専用のクローゼットを部屋の中に持っている。このコソボ野郎は日本人の友だちを自慢したり、ガールフレンドの写真と言ってはいろんな女の子の写真を見せびらかしてくれた。


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