第12号別紙 01/10/2刊行予定 |
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12号においてわかなさんの『MND=魔法抵抗論』についての検証を行い、クーさんとこの掲示板にて他の専門家の意見をいただいた。
記事を読んでいただいた方の大きい反論はなかった。
しかし、長門さんの「MND差派(?)の…」から、魔法抵抗説では「MND差」について説明しきれていないのではないかと感じた。(わかなさんはMND差については肯定している。)
それでは一つ、MND差も含めた(例によって、)個人的憶測でものを書いてみよう。
まえをきをしておくと、『当たり前過ぎて読んだ方があきれる』可能性が高い。
ただ、その当たり前についてまだどなたも述べていないので、(当たり前を、さも知っているかのごとく語るのは、確かに恥ずかしく遠慮すべきであるが、)今回は自分が泥をかぶることにした。
(もし既にどなたか書いていたなら恥ずかしさ倍増)
今回の大見出し。
それは『魔法も打撃も根は一緒』
打撃と魔法、同ゲーム内のダメージ算出システムである。同じであっても特に不思議はない。
つまり、攻撃力と防御力の差からダメージが算出されるというものである。
「魔法はMND一つしかないじゃん?」
そう。そのとおりである。だから、
『MNDは攻撃力であって防御力である。』
MNDは攻防両方の数値を兼ねるというわけだ。
これは製作者が、魔術も打撃同様、当初は攻撃力と防御力の設定をしようと思ったが、魔法は攻撃にしても防御にしても精神力だから、まとめてしまった、という勝手な憶測による。
もういちどいうと、
『ダメージは攻撃と防御の差で算出され、MNDはその両方を兼ねる。』
なんだか、当たり前過ぎて、そんなもんわざわざHPに載せるなといわれそうである。
打撃において、ATKを決めるSTR以外の要素・・・それは武器である。
戦士なら攻撃力を上げるために可能な限り上のランクの武器を装備しようとするだろう。
魔術も同様に考えてみる。
つまり、
『魔法は精神攻撃における“属性を持った武器”である。』
ランクが高いほどプラスされる攻撃力が高い。
ダメージが、Lvごとに上限値が設定されていることはゲームバランス上やむをえないと思われる。
魔術師は他職よりLvの高い魔法を使用できる。
ダメージの上限があることにより、魔術師は魔法攻撃において他職より有利になることができる。
仮に、上限がないとしよう。
そうなると、Lv1の魔法でもMNDさえ注ぎ込めばいくらでもダメージが上がる。戦士でもその気になれば、Lv1で200,300のダメージをたたき出せるわけだ。
こうなるとおそらくクーさんの掲示板に魔術師の方からの改定要望意見が毎日載ることになる。
(もしそういう設定なら、自分は魔術師より戦士のほうが装備がはるかに良いので、戦士になってMNDを上げるほうを選ぶ。)
たまに、
「なんで上限などを設定するんだ。MNDを注ぎ込む甲斐がないじゃないか。」
などという魔術師の意見を耳にすることがあるが、
実は上限があるのは、ほかでもない、魔術師のためである
、と推測する。
いかがだろうか?
打撃と魔法、ダメージの算出方については同じようなシステムではないかとかいたが、打撃と魔法では、魔法のダメージの数値のほうにバリエーションがあることは御存知のとおりである。
(打撃のダメージについては11号でワルが解説しているが、ちょっともれがあるようなので補足すると…)
打撃のダメージは同条件においては幅はあるものの、3つの数値しか出ない。(通常打撃の場合・・・カウンター、クリティカル等を除く)
攻撃力と防御力の差から出る基本値に攻撃側の攻撃力で決まる数値を、
足すか、引くか、そのままか・・・この3つである。
ダメージの幅が10〜20だとすると、ダメージの値は10か15か20以外の数値は出ない。
例 攻撃力60、防御力50⇒基本ダメージ50、攻撃力60におけるダメージの幅となる数値5、(ちなみに攻撃力〜30で2、〜40で3、〜50で4・・・概略) 出る可能性のあるダメージは、50、50+5=55、50-5=45の3つ。(同属性、数値は概略)
ところが、魔法はダメージ幅が、10〜20だとすると、10,11,12・・・20すべての数値が出る可能性がある。
この辺はまだ解明が待たれるところである。(自分はわからん!)
さて、つじつまを合わせるべく書いてはみたものの・・・所詮憶測の域を出ない。
皆様の早期のご指摘をお待ちするよりほかない。
以上でおしまい。