Not Weekly Mercenary of Moon

　騎士が得意とするカウンタースキル。

　槍より斧の方が威力があるので戦斧闘士がカウンターを覚えた方がいいとおもいきや、騎士が繰り出すスキルカウンターはほぼ100％発動するが、騎士以外のものが狙うとよく発動しないことがある。

　今回はスキルカウンターの秘密を探ってみた。

　一応今回の調査を始めたいきさつを最後に記しておくので、もう少し読んでもいいと思う方のみお読みいただきたい。（ちょっと長い。）

　さて、槍を主武器とする騎士のスキルカウンターはほぼ100％発動するが、斧を主武器とする戦斧闘士のスキルカウンターがよく不発するのはなぜだろう。

　スキルカウンター100％発動の理由として考えられるのは次の3つ。


・職種によるボーナス。騎士であるので出る。

・CTRによるボーナス。槍のCTR＋６のおかげで出る。

・武器の特性によるボーナス。とにかく槍さえ装備していれば出る。


　というわけで、実験開始。実験にあたり大勢の方のご協力のいただきました。

（結果だけ知りたい方はこちら⇒“結果へ飛ぶ”）

　まずは騎士のカウンターをみることにした。道行く騎士に声をかける。
ところが案外カウンタースキルを持つ騎士は少ないことが判明。やがて銀行でカウンター騎士の巴里さんを発見。試しに素手でカウンターをやっていただいた。3回やっていただいたが3回とも発動。それ以上はお忙しいということで無理だった。3回ではちょっとよく解らない。

　同時並行で実験装備もそろえる。盾職人のサスライさんと帽子職人の9of9さんにそれぞれCTR＋４の盾と帽子をつくってもらう。味噌茄さんにトパーズをおまけしてもらった上に槍職人を紹介してもらい、低CTR(＋２)の槍を作成してもらう。材料は持ち込みということで、スティラさんに材料の調達をお願いする。そして、宝石Ｒ４調達で資金が尽き“びんぼうにん”だったので、ウィルさんから1000G貸していただく。

　そうこうしているうちに鑑定の順番待ちの高Lvカウンター騎士さんを発見。鑑定終了後に実験におつきあいしていただいた。これが実は出会いであった。
その騎士の名はサイクスさん。実は彼も筆者と同じ疑問を持ち試してみたという。その結果槍以外での発動率は６，７割。
「槍＋騎士かな？とも思うんですが＾＾」とのご意見。
　この時点で職業の線は消える。
　そこで例のCTR＋４防具を装備してもらい、槍のCTR補正（＋６）を上回るCTR＋８で実験。柄物は斧。結果は･･･。

･･･駄目だった。数回に一回発動しないことがある。CTRは自然発生カウンターに影響するが、スキルカウンターには影響しないようだ。

　これで一気に２つの可能性が消えた。「職業」と「CTR補正」ではないことが判明した。

　となると残る可能性はただ一つ。「槍」である。そこで這い蔦（見習い兵士）に味噌茄さんの紹介の槍職人Raiceneelさん作の低CTR槍を装備してもらう。騎士でない者が、CTR補正が低い槍で１００％でるならば間違いない。

　斧では時々カウンター不発の彼女(XG上)がへぼい槍を装備したその結果は･･･。

　･･･出る。１００％出る！

　そうかぁ、槍さえ装備していればあとはどうでもいいのだなぁ。


結論　⇒　「槍」だから出る！


　というわけで、タフなスキルカウンター野郎にはトパーズやエメラルド入りの槍がお薦め。CTRは低くなるが、スキルカウンターには関係なし。クリティカル発生率がアップする分お得といえる。クリティカルカウンターで陽炎野郎を返り討ちにしよう。

　今日はこんなところでおしまい。いやぁ、ネタの割にはずいぶんと大勢の方の協力を得た実験でした。

　それではまた次回。



今回の調査のいきさつ

　さて、ことの起こりは昨年10月か11月の頃。「戦士は魔法使いに勝てない」と戦士が声を荒げていた頃。
　ひねくれ者の自分は対魔術師限定戦士を作ろうと思い立った。魔法にどう耐えるかがポイントになる。一つは戦法で受ける方法。聖なる盾と魔法防御で対処する方法だ。そして、もう一つはステータスで受ける方法だ。魔法が痛くないステータスのキャラを作成するのだ。こちらの方がおもしろそうである。

　魔術に対してはＭＡＸＶＴＬで対処しようと考えたが、戦士が苦手とするＱＵＩ型魔術師に対してはＭＡＸＭＧＣ+ＴＧＨの方が有効と判断。攻撃力に欠けることになるが、そこはスキルでカバー。当初はフォースカットにより魔術師を生殺しにするＳＴＲゼロ戦斧闘士を作成した。ずいぶん先の話だがＲ７のMND型鎧によりＱＵＩ型魔術師のＭＮＤを上回ることはほぼまちがいない。かなり魔法ダメージが小さいはずだ。逆に戦斧闘士のへぼい魔法でＱＵＩ魔術師がとどめを刺される可能性もある。

　しかし、フォースカットのＦＰダメージ○％が、総ＦＰではなく、現ＦＰにたいしてのものであることが判明。さすがに2撃で相手ＦＰがゼロになってはゲームバランス上問題があるようだ。(フォースカットLv10はおそらく50％のFPダメージ)
　酔いと組み合わせることでフォースカットによる魔術師無力化は不可能ではないが、効率が悪い。
　方針を変えることにした。

　戦士と魔術師がさしで闘った場合、戦士の方が有利である。(魔法を防御する手段を持ち合わせていることが条件だが。）しかし、使い魔を出さない魔術師はまずいない。 使い魔あっての魔術師の天下であることは皆さんもご存じの通り。そこで、方針は「魔法に耐えて相手使い魔を葬る〜その後魔術師を料理」である。

　今回もまたＭＧＣＭＡＸ＋ＴＧＨで相手魔術に耐えることにした。そうなるともちろん攻撃力が問題となる。
　ＳＴＲ０というわけにはいかない。前回攻撃を当てるためにつぎ込んだＱＵＩをＳＴＲに振る。ＱＵＩゼロはまたもスキルでカバーする。

　そう。カウンターである。

　あとは宝石入り装備品でカバーしよう。

　ここで悩みが生じた。
　騎士になって威力の低い槍を高Ｌｖカウンタースキルでカバーするか、戦斧闘士になってスキルＬｖは低いものの威力の大きい斧でカバーするかである。
　それとも騎士になって高Ｌｖカウンターを斧で繰り出すのがよいのか？(Lv39以下。)
　
　斧でカウンターを狙う場合、発動率の低さ(出ないよりは出る方が多い。)が気になる。
何か手はないものか･･･。

というわけで、今回のテーマはカウンター発動率の秘密とあいなりました。

それと何となく槍が好きになって槍作成スキルを覚えました。Lv1どまりですけど。