Mercenary of Moon
Moonの一匹狼の支援ページ
Not Weekly Mercenary of Moon
第8号 00/11/25刊行予定
注意:製作者が未熟なためIEの640*480以外の大きさではきれいに表示されません。
MoM調査隊特別スペシャル〜
ドナドナ追跡24時
〜密猟その実態
一見のどかな原始時代。
しかしそこに待ち受けるは弱肉強食の生存競争と貨幣経済。
stoneを求め、人はバイトに明け暮れる。
そしてドナドナに手を染め、ペット道を踏み外すものも数多。
今回はドナドナその手口を中心にお伝えします。
その他の記事
・(今回はお休みです)
WHAT'S ドナドナ?
ドナドナ…初めて耳にする方はおそらく少数でしょう。
「ああ、しってるよ。かわい〜い子牛〜売られてゆ〜くよ〜♪
ドナドナド〜ナ〜ド〜ナ〜♪だろ。
キャトルミューティレーションで子牛がドナーになって臓器を地球外星人に・・・」
・・・それはちょっとちがうぞ。まぁ、子牛が売り飛ばされる歌ですね。
SAでは最初からstone目当てでペットを捕獲することを通称ドナドナといいます。
あなたのすぐ側!…密猟現場
ではドナドナはどこで行なわれているのでしょうか。
それはあなたのすぐ側。あなたの後ろで行なわれているのです。
ドナドナは村の近くで行なわれるのが普通だ。換金は村でしか行なえず、またペットの所有数に制限があるため現場と村を行き来しなければならないからである。
では、すべての村で行なわれているのかというと、答えはNOである。ペットの売値はLvと忠誠度とそのペットのグレードできまる。つまり、近傍のLvの高い恐竜の存在がドナドナ村の条件である。
MoM取材班は村人の情報をたよりに各地にあるドナドナ村を探索。その実態をつかむことに成功した。
チョコボ狩り〜怒るトトの青年!だが…
最初に取材班が訪れたのはトトの村。ジャルガ出身者には橋の先の最初の村であり、この先待ち受ける未知の世界に胸を躍らせて訪れる者も多かったと思う。SA初期には多くの人でにぎわったこの村も今はひっそり静まり返っている。我々は以前この村で密猟禁止運動の指導者であった青年とコンタクトを 取ることができた。
「よくおいでくださいました。こちらへどうぞ。」
青年に案内されるままペットショップの奥へ進む。
「お久しぶりですね。え〜と、チョコボ狩りの取材でこられたのでしたね。・・・え、そうですか。今はドナドナというのですか・・・。」
我々が最初にこの青年に会ったのは約1年前だった。
キンゾを倒して村についたのは夜更け。SPでククロスの肉を要求された。
「ククロス?」あたりは暗く道もわからないが、とりあえず村を出て道沿いに下ってみる。
そのとき目の前に現れたのはまばゆい金色鳥!「これがククロスか!」
なんとか肉を手に入れその日はトトにとまることができた。
明くる日からトトを拠点に冒険を続ける。しかし、すぐに所持金が底をついた。
故郷ジャジャでは低Lvの自分はただで治療をうけることができた。成長後も治療費は取られたが、マンモス急便の仕事を引き受ければすぐにstoneを手にすることができ、装備も買えた。
しかし・・・ここでは治療費すらままならない状況だ・・・。どうしたらいいのか・・・。
「チョコボ狩り?なんすか、それ。」
SAにチョコボ狩りとは異なことを。
「ばかねぇ。鳥のことよ。」
「あぁなるほど。でもククロスがチョコボとはちょっと無理があるかな?」
聞けば、知人はククロスを捕獲してはペット屋に売り、収入を稼いでいるという。
ちょっと良心がとがめたが、治療費すらままならない今。四の五の言ってられない…。
「僕には許せない!」
ペット屋の青年は捕まえたばかりのククロスを売りに来た自分にそう叫んだ。
それがこの青年との最初の出会いだった・・・。
「そうですね。あの頃の僕はチョコボ狩りと称して密猟する連中が許せなかった。
しかし・・・密猟者は許せないが、今はその密猟者すらこの村にはこないのですよ。」
今は密猟禁止運動はしていないのか?
「ええ。もうこの村にチョコボ狩りで来る人はいませんから。時々来るのはきゅうりと水を求める人だけです。」
ドナドナはこの村だけではないが・・・
「自分はこの村を離れられませんから。いまでもついたまに来る人に注意してしまいますけど。」
何かSAプレイヤーにメッセージを。
「今は村興しで手一杯です。村民の期待のきゅうりがにんにくに押されてしまってますから。
村の寄り合いでは年に一度の村祭りが人を呼べないか検討中です。
トトはきゅうりだけじゃないんです。デュエル必須の背水の陣2のある村でうちがジャジャから一番近いんですよ。ミューレだって、鳴子を使ってる方多いですけど、うちは石笛を扱ってます。他にも・・・」
そこに愛はあるのかい?〜切り捨てられるペット達
さて取材班はトトを後にドナドナの、もはやメッカともいえるホトルに向かうことにした。
途中、牧場も取材すべくラトラ回廊をとおり、カルターナ経由で行くことにした。
ほどなくカルターナ側の出口が見える。すると・・・。
「おや、誰か・・・うわ。自称“カタンの雷鳥”がいるぞ・・・気付くなよ。」
「あら、みなさんきょうはどちらへ?」
「こういう取材で身内には会いたくなかった。ドナドナしてるの?」
「いえ、ペットのいくせいです。」
な〜んだ。カルターナでドナドナはないか。
そうそう、カルターナは牧場があるのでドナドナは存在しないと思われているのだが、時々ペット屋に大量にペットが持ちこまれることがあるという。それがなぜかLv6ばかり。なかにはLv10前後もいるそうだ。・・・って、ワルの周りにいるペット達は皆Lv6じゃないか!
「はい。みなさんはペットの成長率はどのLvで調べてますか?一番わかりやすいのがLv11まで育ててLv1の初期値を引くやり方だと思います。慎重な方はさらにLv21まで育てるみたいですけど。」
なるほど。で、何故にLv6が?・・・わかった。Lv6が最初の足きりラインだな。
「そうなのです。+Lv10の半分の+Lv5をみればだいたい成長の予想がつくのです。倍にするだけですから。ラトラ回廊の出現恐竜ギャミーのLvは25〜28です。一匹倒すとLv1恐竜はちょうどLv6になります。ペットの預受ができるカルターナはペット選別の適地なのです。ちなみにLv6ですと300sぐらいになります。」
・・・それってちょっとペットを愛するものには嫌な話なのだが。デュエルがいけないのか?
ドナはホトルをこえる!〜ドナテク公開(後悔?)
さて、カルターナでの取材を終えタムタムからキヌイ経由でホトルに向かう取材班。
「牧場はドナドナよりも利益率が高い。しかし、Lvが低い人間には多数の恐竜を相手にした上に、ターゲットに逃げられる馬鹿らしいバイトかもしれない。Lv差が20ぐらいないと素材恐竜の逃亡を阻止できないから、Lv50近くない者には決して効率はよくないな。ドナドナは仕方ないのかもしれない。」
などと考えているうちに関所へ到着。300sはらってサイナス側へ。
・・・するとまた出会ってしまった。身内が今度は二人・・・。
「む。やど殿。」「あら、ホトルへ向かうのですか?」
「身内が犯罪者であるのをみるのは忍びないな。ムーイーが絶滅したら自分にも責任があるな。」
「いえ、これからギールに向かいます。ムーイーは滅びませんよ。」
「そうか。ドナドナではないのか。」
「いえ、ドナドナです。ギールのほうが恐竜Lvが高いですから。」
「なに!?しかし、Lvが高くともギールでは安く買い叩かれるのがおちではないのか?」
「売るのはホトルのペット屋ですから困りません。」「左様。」
「しかし、ギールは遠い。往復が大変ではないのか?」
「今時分そういうことをいう方はいません。ペットはまとめて運んで当たり前でしょう?」
そう、もはやSAの基本テクとなりつつある、ペットメールによるペットの運搬。メールを携えたペットは戻ってくるときに飼い主を自動追随する。時間にして約5分程度。メールペットはその間手持ちペットの数に含まれないため大量のペットを運搬することが可能となる。
念のため方法を紹介しておくと、いたって簡単。ペットメールを出すだけ。問題は約5分後には自動追随しなくなるので、5分以内に移動をすませてしまうこと。それだけだ。
「なるほど。ホトルをSPにしてちょっとギール遠征か。ペットを送ってログアウトで帰ってくればいいわけだ。ところで、パーティを組んでるが2人別々に稼いだほうがよくないか?」
「いえ、2人組なのがポイントなのです。2人組のほうが効率がいいのです。」
どういうことなのか?確かに2人で戦闘をするほうがターン数も減らせ、効率はよい。しかし2人別々に仕事したほうが捕獲量は多くないか?
「そうですね。一人では捕獲と削りを同時にはできないので(捕獲対象とのLv差がとてもある場合は除く)、チームワークがうまくいけば2人組の共同捕獲はさほど捕獲量で劣らないと思います。利点は他にもあるのです。2人の魅力に差がある場合、2人組みのほうが高く売れます。魅力の低い方が捕獲を担当し、高い方がペット屋への卸を担当 するのです。それと2人組みのほうがペット運搬に有利なのです。」
何!? 2人組のほうが高く売れる!? それはどういうことなのか。
コラム : ペットの心理学
恐竜にとって人間は異種族である。細かい識別は当初できまい。捕獲されたとき相手がどんな人間であれ、持つ印象はさほど変わらないということになる。せいぜい、こいつは強そうだとか弱そうだとかその程度だろう。人間慣れしていない技4・5恐竜は飼い主のLvが低いとなつかない。
Lvが低くない野生恐竜を捕獲した場合、忠誠度はたいてい59である。初めて間近に目にする人間(捕獲した人)はたぶん皆同じに見えるだろう。よほど魅力が低くない限りはどのキャラが捕獲しても同じ59である。
しかし、人間に慣れると彼らもある程度人の見分けがつくようになると思われる。「このキャラは自分の飼い主より魅力的だ」とか「うちの主人よりブサイクだな」とかおもうようになるのであろう。
なにをいいたいかというと、最初に間近に接する人間(捕獲した人)が彼らにとって人間を見る上での基準になるということをいいたい。つまり、魅力の低い人間に捕獲されるた恐竜は飼い主が高い人間に変わると忠誠が上がる。また、高い人間に捕獲された恐竜は飼い主がおなじく高い人間に変わっても忠誠度は上がらない。
ちなみに飼い主はそのままで魅力だけ変化させた場合(装備の付け替えなど)はもちろん忠誠度が変化する。一人のときはそまの腕輪でもつけて魅力を下げて捕獲しよう。
なるほど。忠誠度で値段が変わるのでこれは重要かもしれない。
それと・・・運搬に有利とはどういうことだ。2人で手分けしてやるからなんて理由ではあるまい。
どういうことだ?
「ゴチン!!」
う・・・どっからともなく投げ斧が・・・。意識が遠のく・・・今回はこれまでのようだ。
生きるために他の動物を殺して食べるのは罪にならないという。基本原則だ。恐竜を倒して生計を立てるのは罪とはいえないが、生きるために必要な程度を越えるのは罪なのだろう。
SAにおいてはどうか?ペットに対して愛があるかないかだろうか?ゲームといえどもだ。
最近はマーシィの、「ペットの成長率0.1、2/Lvがために負けるというのはそうそうない」という意見に賛成だ。
彼はもらいもののペットをずっとつかいつづけている。成長率は並だが、頼れるパートナーとして彼の勝利を支えている。
次回 ・・・未定
乞うご期待!
・・・ってほんとにあるのか?今回も反響次第ですけど。
(ところで「こうご期待」の「こう」って「乞う」であってる?についてはTOMさんから明答をいただきました。)
当HPへのご意見、調査・取材の依頼、投稿等お待ちしています。
こちら旧掲示板へ
|
Top Page
|